【完結】俺様王子×天然ちゃん

「耳まで真っ赤だよ?」


愁くんは後ろからあたしの顔を覗き込んできた



「だっ、だって////」



「なに?恥ずかしいの?」



愁くんは不敵な笑みを浮かべて、ワザとらしく聞いてきた



「そっ、そんなんじゃないもん////」



「ほんと分かりやすいな?楓は」



「えぇ////」



あたしってそんなに分かりやすいかな?



「まっ、そーいうところも可愛いから好きなんだけどね?なんか、母性本能くすぐられるし」



愁くんはあたしの頭を撫でながらそう言った



「えっ////」



あたしは愁くんに視線を向けた