【完結】俺様王子×天然ちゃん

「だって、泊まりに行くってことはそういうことでしょ?お姉ちゃんもついにその時が来たんだね!」



葵はそう言ってあたしに抱き付いた



くっ、苦しい!!



ていうか、声おっきいよ!!



「葵!苦しい……」



あたしは葵の背中を叩いた



「あっ、ごめん」



葵はあたしから離れた



「ていうか、声おっきいよぉ」



「ごめんごめん、お姉ちゃんもついにその時が来たんだなって思うと、なんか嬉しくてさ」



葵はそう言ってニコッと笑った



「えぇ……」



いや、まだそういうことするって決まった訳じゃないけど……