【完結】俺様王子×天然ちゃん

「んー?」



葵はケータイを閉じると、あたしに視線を向けた


「どっ、土曜日、泊まりに行くんだ……」



「えっ?どこに?」



「しゅ、愁くん家……」


あたしはそう言って俯いた



あー、恥ずかしい////



「えぇ?!ほんと!?」


「うん////」



「おめでとう、お姉ちゃん!」



葵はあたしの手を握り締めてそう言った



「えっ?」



「ついに彼氏と結ばれるんだね!」



葵はそう言ってニコッと笑った



「えっ?……えぇ?!」


なんでそうなるの!?