そして、俺は楓を家まで送ることにした



一応れっきとした彼女だし、送ってあげなきゃ可哀相だもんね



それに、もうちょっとからかって遊びたい気もするし



いやぁ、俺って優しいね


彼女を家まで送るなんて、いい彼氏だと思わない?



そんな男、なかなか居ないよ



そして、そのまま楓を家まで送った



「でっけ……」



なんだ?この家



なんか、やけにでかくねぇか?



「バイバイッ。愁くん」


「じゃあな」



そして楓は俺に手を振ると、家の中に入って行った



俺の彼女、栗山楓はすごくからかい甲斐があると言うことが分かりました


だけど、純粋で可愛い俺の彼女