【完結】俺様王子×天然ちゃん

「しかし、良く分かったな?俺ん家」



俺は楓に視線を向けて言った



「うん」



「でも、まさか楓が家に来るなんて思わなかったよ」



マジびっくりした……



「だって、びっくりさせたかったんだもん」



「ふーん」



「……イヤだった?」



楓は俺をジッと見た



「いや、全然。むしろ……」



「えっ?」



楓は不思議そうな顔をした



「嬉しかった」



俺はそう言って楓の手をギュッと握り締めた



「ほえっ?」



「すげぇ嬉しかった」



「良かったぁ」