【完結】俺様王子×天然ちゃん

―――ドキッ



うわっ、また来たよ……楓の上目遣い



ダメだ……可愛すぎる



「……愁くん?」



「えっ?」



楓が俺の顔を覗き込んでいた



「どぉしたのぉ?」



楓は俺をジッと見て首を傾げた



「あっ、ううん……なんでもない」



俺はそう言ってニコッと笑った



「そぉ?良かったぁ」



楓はニコッと笑いそう言った



「よし、じゃあ学校行くか」



俺は楓の頭を撫でてそう言うと、ニコッと笑った


「うん」



そして、俺は楓の手をギュッと握り締めるとそのまま歩き出した