【完結】俺様王子×天然ちゃん

悪いのはあたしじゃないもん!



「だから頼む、俺にも限界ってものがあるからあんまり誘惑しないでくれ……ほんとに限界超えそーなんだ」



愁くんはそう言ってため息を零した



「えっ……げっ、限界って……」



「俺、このまま限界超えたらほんとにヤバいんだ……絶対楓のこと押し倒してるよ」



「えっ////」



あたしは恥ずかしくなって愁くんから目を反らした



「だから、あんまり俺を誘惑するなよ?まー……押し倒されたいんだったら、別に誘惑してもいいけど」



愁くんは無表情でそう言った



「えっ……」



なっ、なんてことを!