【完結】俺様王子×天然ちゃん

「愁くん?」



「ん?」



愁くんはあたしに視線を向けた



「……大好き」



あたしは小さく呟くと、愁くんの手をギュッと握った



「うん、知ってる」



愁くんはあたしの手をギュッと握り返した



「好きすぎてどうにでもなっちゃいそう……」



「フッ……大袈裟」



愁くんはフッと笑った



「だって、好きなんだもん////」



きゃあ……あたし今、さり気なく恥ずかしいこと言っちゃった////



「それも知ってる」



愁くんはあたしに視線を向けて言った