【完結】俺様王子×天然ちゃん

最近、愁くんと手を繋ぐことが嬉しくなった



一緒に帰れることも一緒に学校にいくことも、すごく嬉しい



「ねぇ、愁くん?」



あたしは愁くんに視線を向けて言った



「ん?」



「あのねっ……この前、お母さんたちに愁くんのことを話したら、お母さんたちが今度愁くんを家に連れてきなさいってうるさくて……」



あたしはそう言ってため息をついた



「マジ?じゃあ、今度遊びに行こうかな?」



愁くんはそう言って優しい笑みを浮かべた



「ほんと?お母さんたちもきっと喜ぶ」



「そー?なら良かった」


「特に妹がね、連れて来てってうるさくてさ」