【完結】俺様王子×天然ちゃん

「気にすんな、あれくらい普通だから」



俺は楓の頭を撫でながら言った



「やっぱり、愁くん男らしくてカッコいい」



楓は優しい笑みを浮かべてそう言った



「そうか?サンキュー」


「エヘヘッ、愁くん大好き」



楓はそう言ってニコッと笑った



「俺もだよ」



「うん」



「よし、じゃあ行くか」


「うん」



「ほら、手」



「うん」



そして、手を繋いで学校へと向かった



―――――…



「おはようございます」


「おはよ~ございます」


校門に入ると、繋いでいた手を放して先生に挨拶した