【完結】俺様王子×天然ちゃん

そして、楓たちは俺の方を向いた



「愁くん……」



「あ?なんだお前?今良いとこなんだから邪魔すんなや」



金髪の男が俺を見て言った



「ふざけんな、コイツ俺のだから……つーか、なに人の女に手ぇ出してんだよ」



俺は楓の腕を掴んで男から引き離すと、楓を抱き寄せてそう言った



「チッ……なんだよ男居たのかよ、行こうぜ」



俺がそう言うと、男たちはその場から立ち去って行った



「愁くん……」



「大丈夫か?」



俺は楓の顔を覗き込んで言った



「うん……助けてくれてありがとう」



楓はそう言ってニコッと笑った