【完結】俺様王子×天然ちゃん

俺はケータイを閉じると、急いで駅まで歩いた



朝、駅で待ち合わせをして一緒に学校に行くのも最近の日課になった



もうすぐ付き合い始めてから3ヵ月が経つ



なんか、あっという間だった



そして駅に着くと、楓が何人かの男に言い寄られていた



一人が楓の腕を掴んでいる



俺は急いで楓のところに駆け寄った



「やだっやだっ、放してください!」



「良いじゃん!俺らと遊ぼうよ?」



「いっ、イヤです!」



近付く度に楓の声と男の声が聞こえてくる



「なあ、そいつのこと放してくんねぇ?」



俺は楓たちに近付きそう言った