「ただいまぁ」



愁くんに家まで送ってもらった後、愁くんに手を振り家に入った



「あっ、お帰りお姉ちゃん」



家に入ると、妹の葵が玄関に立っていた



「あっ、葵~」



「デートどうだった?」


葵が言った



「うん。楽しかったよ」


あたしはニコッと笑い、そう言った



「そっか。良かったね」


「うん」



「あっ、それお土産?」


葵は袋を指差して言った


「あっ、うん。はい」



あたしは葵に袋を渡した


「ありがとー」



「みんなで食べよぉ」