「大丈夫だよぉ」



楓はニコッと笑った



「そろそろ帰る?」



「うん」



そして、俺たちはそのまま水族館を後にした



「楓、持つよ」



「いいのぉ?ありがと」


俺は楓の手から袋を取った



「今日は楽しかったね」


楓は歩きながら言った



「ああ」



「愁くんとこうやって一日ずっと一緒に居られるってほんとに嬉しいな」


楓はニコッと笑いそう言った



「……俺も。こんなに一緒に居て楽しいって思ったの久々だった」



なんか、すげぇあっという間だった



出来れば……もう少し一緒に居たいって思う