【完結】俺様王子×天然ちゃん

「……愁くん、お姉ちゃん居るんだ」



「ああ……俺の2つ上」


「ふーん……」



「姉ちゃん、ほんとうぜぇんだよ……俺をパシりに使いやがるし、すぐキレるし、ほんと参っちゃうよな……」



「へぇ……お姉さんかぁ、逢ってみたいなぁ」



「やめとけ、姉ちゃんだらしねぇから」



愁くんは苦笑いしながらそう言った



「ふーん……」



「確か……楓にも兄ちゃん居たよな?」



えっ?



なんで知ってるの?



そんなこと言った記憶、全然ないんだけど……



言ったのかな?



ダメだ……全然分かんない



言ったのか思い出せない