【完結】俺様王子×天然ちゃん

思わず、握っている手に力が入った



楓も、俺の手を力一杯握ってきた



「愁くん……」



「ん?」



「……大好き」



楓は俯いたままそう呟いた



だけど、良く見ると楓の顔はほのかに赤くなっていた



ダメだ……可愛すぎる



なんだよ、この可愛さ……



なんで楓のやることはいちいちこんな可愛い訳?


ていうか、可愛いすぎてほんとにどうしたらいいか分かんない



大体、俺の理性にも限界っつうもんがあるんだから……



これ以上可愛いことされると、俺……ヤバいから


下手したらほんとに押し倒しちゃうから