「おはよぉ、愁くん」



「ん、おはよ」



学校に着くと、楓が校門で待っていた



楓は俺に気付くと、俺のところに駆け寄ってきた


俺は楓の頭に手を乗せた


「ねぇ、愁くん?」



「ん?」



楓は俺に視線を向けた



―――ドキッ



あーヤバい……



楓の上目遣いほんと堪んないよな……



なんなんだよこの可愛さ、マジ可愛すぎだろ……


なんか、母性本能くすぐられるわ……



って思うのは……やっぱ俺が楓を好きって気付いたからかな?



楓が前よりも可愛く見えるのは俺だけか?