「ほら、送信してんじゃねぇか」



愁くんはあたしの画面を覗き込んで言った



「うん。……だけど、送った記憶が全然ない」



「じゃあ、誰かが送ったんじゃねー?」



愁くんの言葉でパッと頭に浮かんだのが……



「麻紀ちゃんだ……」



麻紀ちゃんだった



確かに麻紀ちゃんならやりそうなことだよぉ……


てか、麻紀ちゃんならやりかねない



絶対しそー



麻紀ちゃん……あなたはなんてことしたの?!



あたし、めっちゃ恥ずかしいんじゃん!



もぉ!麻紀ちゃんのバカァ!



なんでそーいうことしたの!!