【完結】俺様王子×天然ちゃん

「あっ、そうだ」



「ん?」



「このメールさ……俺、ちょー恥ずかしかったんだけど」



「えっ?」



メール?



あたし、今日愁くんにメールなんか送ってないよ?



「ほら、このメール」



愁くんはポケットから黒いケータイを出すと、メールボックスを開きあたしに見せた



そのメールには……



【愁くん!愛してる】


……と、書いてあった



「えっ、なぁに?このメール」



あたしは愁くんのケータイの画面をジッと見て呟いた



「……はっ?」



「えっ?なに?」