【完結】俺様王子×天然ちゃん

「楓の唇、なかなかいいよ。柔らかくて」



愁くんはあたしの顔を覗き込んでそう言うと、怪しい笑みを浮かべた



「なっ////」



なんてこと言うのぉ!!


そんな恥ずかしいセリフ簡単に言わないでよぉ!


恥ずかしいんだから////


「ぷっ……いつまで顔真っ赤にしてんだよ」



「もぉ!からかわないでよぉ!////」



あー恥ずかしい////



「ブククッ……楓ってほんと面白いわぁ」



「どっ、どこがぁ?!」


何にも面白くないよぉ!


「どこがって……全てに対してかな?」



愁くんは首を傾げて言った