私は昨日のこと、さっきのことを明菜に話した

明菜は黙ってただ眉間にシワ寄せながらずっと聞いててくれた

そして

「…好きになったでしょ?」

と言った

「違う!無理!!」

私は声を大にして言った

ありえない!

顔の良い男なんてありえない!

信じない!

私は窓側の暖房に腰掛けながら明菜に喋ってたから、そのまま視線を窓の外に移した

窓に映った私の顔は眉間に皺寄せ酷い不細工…

あぁ…今にも空は雨降りそう