「そんなの答えるまでもないよ。君以外ありえない」

「ありがとう。私も木原君のことだけがずっと好きなの。だから、木原君にずっと傍にいてほしい。大学は違っても一緒にいたい」

 そう口にした直後、指先だけに感じていたぬくもりが体全体に伝わってくる。私は彼の傍に引き寄せられていた。彼は私の耳元で囁くように告げた。

「ありがとう。俺も君と一緒にいたい」

 私の目からもっと多くの涙が溢れてくる。