過去を悔やむ気持ちはある。でも、今更私に何ができると言うんだろう。彼の手を離すことを選んだ私に。

 私は床に座り、木原君と一緒に勉強をしたテーブルに触れる。

「木原君」

 私は今はもう使われていない机に顔を伏せていた。