『契約彼女』

「知ってたの?」

「うん、火曜日に電話で聞いた。」

「どう思う?」

トウヤが真顔で聞いた。

ハルキちゃんのこと?


「事情は全部解んないけど、

もしなんかあって汚ハナがバレても

俺らはハナの味方だから。

一緒に弁解してあげるからさ。」

ミズキがそう言って笑った。


「だよな。」

ほっとしたようにトウヤが答えた。