要領のいい隆介は、勉強もそこそこしていたせいで、大学に進学を決めた。 理沙と別れてからの隆介はますます女子との間に壁を作った。 それでも隆介の人気は変わらず、学校の中でも一際目立っていた。 彼女を作る気も、恋をする気もないように見えた隆介だけど、 私には誰か大事な人がいるようにも思えた。 教室の窓から夕日を眺める横顔は 誰かに想いを寄せる恋する横顔だった。 健太もまた第一志望ではないが、大学に進学を決めた。 少し大人になった健太は、もう私を好きではないかも知れない。