「いいじゃない。 アンタ、このエスカレーター式の高校部には行かないんだろ?」 「はい。」 高校部はかなり荒れてる。 そんな荒れた高校部に行くよりは、ちゃんとした私立校に行きたいと思ったから。 「まぁ落ちても、毎日俺が居れば楽しいだろ?」 そう意地悪く笑う先輩。 ほら、とあたしを軽々抱き上げて自転車の荷台に乗せた。 「せせ、先輩?!」 「いーから。俺に任せて拉致られろ。」