チョコレートコスモスⅠ

バンバンと手を叩いた音が響いた。



そしてタヌキヤローに全員の視線が向けられた。



「加川お前はどうする?



降りるなら別件を任せる」



まさかその言葉が来るとはと



思いつつ苦笑いしながら言う。



「心配されなくても大丈夫ですよ。



やばくなったらユウに全部押し付けますから」




その言葉に鋭い視線を感じたことを無視しよう。