【カイルの語り】




ヴァームラント国は、魔族の集まりで構成されている。


【魔界。】


この世界の名称



魔族でも様々な人種がいて、


魔力が使えるものと、


使えないもの、

人の姿をしているもの、



獣の姿なもの、



人であり、獣でもあり、どちらとも言えない人種もいる。




危険な生き物もいる。

獣と違って、人の
言葉が通じない

人を食らう魔物
モンスターがいる。


美しい人の姿で、人を惑わして食らう妖魔など






そして、ここ、ヴァームラント宮殿で仕えてくれている者。


まず、下働きの者は魔力が使えない者が多い。


イリュウは宮殿専属の医師として、ここに住んでいる。勿論魔力もあり、治癒力に長けている。



宮殿を護る兵士達は、魔力が使えるのは、あたりまえで、

剣術や武術に長ける者でなければいけない。


力と統率力が、備わった者は、それぞれの部隊の役職が与えられる。





アランは、魔力も剣術、武術に優れ、護衛と執務の補佐もしてくれる私の側近だ。


役職で言うなら神官長を務めている。






私は、ヴァームラント国の


カイル.
ヴァームラント国王である。






そして神に最も近しい存在でもある。

私は、魔力ではなく、神力を使う。








神獣の青龍だ。
















【語り終わり】