「・・・」 「・・・?!」 ウェディングドレス?! どおりで、 クラシックでもないのに やたら、裾が長いなあって 思ったんだ。 はにかんだ微笑で そこに立つ彼女をみて 『可愛い』とか 『よく似合ってるよ』とか 誉めるべき言葉が、本来なら いっぱいあるはずなのに。 今度は・・・ってか、 近々・・・ってか、 ホンモノのドレスを着て 安心した笑顔で 隣にいてほしいって 思った。