素直になれば




ほんっとうにウザい。



「お前、また無視かよー」


って言いながらさりげなく村岡が触ってくる。


「きゃぁぁっ!」


気持ち悪くて、つい叫び声を上げてしまった。


みんなこっち見てるよぉ…


「おい、村岡、なにやってんだよ…」


遠くにいた龍がいつの間にか目の前にいた。