「Jully来たー!」
アタシ、彼にはこう呼ばれてるんだ。
そう、彼だけの特権。
6つ上の、23歳の彼。
でも、彼氏じゃない。
「ふふっ、元気してた?」
惑わすような目を向けて、
微笑みながら返す。
そう意識すると、ちゃんと相手にも伝わるっていうのを、知ってるから。
「なんだよ、見ればわかるだろ?」
「じゃあ、元気?」
「寂しかったんですけどー」
「今一緒に居るじゃん。」
「うん」
少しの沈黙が流れた後、
何にするかマサトが聞いてきた。
「じゃあ、カシスオレンジ」
お酒に強くないアタシは、甘めのカクテルをいつも選ぶ。
「可愛いね」
アタシ、彼にはこう呼ばれてるんだ。
そう、彼だけの特権。
6つ上の、23歳の彼。
でも、彼氏じゃない。
「ふふっ、元気してた?」
惑わすような目を向けて、
微笑みながら返す。
そう意識すると、ちゃんと相手にも伝わるっていうのを、知ってるから。
「なんだよ、見ればわかるだろ?」
「じゃあ、元気?」
「寂しかったんですけどー」
「今一緒に居るじゃん。」
「うん」
少しの沈黙が流れた後、
何にするかマサトが聞いてきた。
「じゃあ、カシスオレンジ」
お酒に強くないアタシは、甘めのカクテルをいつも選ぶ。
「可愛いね」