「狛音」
俺の声に反応して狛音はいつものようにゆったりした動作で俺を見る。
肩までの髪は細くてさらさら。
勿論枝毛なんてない。存在しない。そんなの俺が許さない。
まぁ俺は狛音の髪だったら枝毛さえも愛でてみせるけどね。
いつまでも続きを話さない俺を見ながらそのあどけない顔の天使はやんわりと首を傾げた。
うん。可愛い。
マヨネーズかけて食べちゃいたい。
そうそう、
「狛音、学校では変な奴に言い寄られたりしてないか?」
「してない」
「まず女学園なんだから大丈夫だろ」
諸斗が横から口を挟む。
狛音の硝子玉のような瞳は俺から離れ諸斗を見る。
俺は諸斗なんて見ない。
「狛音は可愛くて性格も良いから兄さん心配で夜も眠れないよ」
「シカトか」
「宋太、不眠症なのか?」
「いいえ本当はぐっすりですでもよく不眠症なんて難しい単語知ってるねさすが狛音偉い偉い」
そう言って狛音の頭を撫でると何となく嬉しそうな顔をした。
もーぅ可ー愛いなー
蝋人形にしちゃうぞ
閣下呼んじゃうぞー
俺の声に反応して狛音はいつものようにゆったりした動作で俺を見る。
肩までの髪は細くてさらさら。
勿論枝毛なんてない。存在しない。そんなの俺が許さない。
まぁ俺は狛音の髪だったら枝毛さえも愛でてみせるけどね。
いつまでも続きを話さない俺を見ながらそのあどけない顔の天使はやんわりと首を傾げた。
うん。可愛い。
マヨネーズかけて食べちゃいたい。
そうそう、
「狛音、学校では変な奴に言い寄られたりしてないか?」
「してない」
「まず女学園なんだから大丈夫だろ」
諸斗が横から口を挟む。
狛音の硝子玉のような瞳は俺から離れ諸斗を見る。
俺は諸斗なんて見ない。
「狛音は可愛くて性格も良いから兄さん心配で夜も眠れないよ」
「シカトか」
「宋太、不眠症なのか?」
「いいえ本当はぐっすりですでもよく不眠症なんて難しい単語知ってるねさすが狛音偉い偉い」
そう言って狛音の頭を撫でると何となく嬉しそうな顔をした。
もーぅ可ー愛いなー
蝋人形にしちゃうぞ
閣下呼んじゃうぞー



