「で。こいつは、
唯を監視するために色羽が遣わした
ムカつく猫ってことか」
「猫ではない!!!
シェル・ラターニアだ!!」
「猫のくせにんな大層な名前もって
威張るな!!」
「…大体猫のくせにしゃべるってなんだよ…」
「…ちょっとさ、
猫のくせに、って言うのやめてくんない?
あたしも一応猫だし…
ちょっと複雑な心境なんですけど」
フィーネちゃんが微妙な顔で言った。
「で、でもね!
シェルも一応半人族らしいから、
フィーネちゃんとは同じなんだよ!」
微妙な沈黙が訪れた。
「なんだ、この空気はっ!
なぜ黙る!?」
「…で。
そろそろ本当の目的を吐けよ、猫」
「え?」
冷たい口調が、真剣な話なんだと思わせて。
レインがまっすぐにシェルを見つめていた。
本人はしばらく黙ってから、
「……ハァ。
我が来た本当の目的は、
今虹空で起きている現象を確かめるためだ。
…その一番の要因が、『最果ての鴉』の動き…」
『最果ての鴉』…。
思わず、ドクンと胸が鳴り、
息を呑んだ。
唯を監視するために色羽が遣わした
ムカつく猫ってことか」
「猫ではない!!!
シェル・ラターニアだ!!」
「猫のくせにんな大層な名前もって
威張るな!!」
「…大体猫のくせにしゃべるってなんだよ…」
「…ちょっとさ、
猫のくせに、って言うのやめてくんない?
あたしも一応猫だし…
ちょっと複雑な心境なんですけど」
フィーネちゃんが微妙な顔で言った。
「で、でもね!
シェルも一応半人族らしいから、
フィーネちゃんとは同じなんだよ!」
微妙な沈黙が訪れた。
「なんだ、この空気はっ!
なぜ黙る!?」
「…で。
そろそろ本当の目的を吐けよ、猫」
「え?」
冷たい口調が、真剣な話なんだと思わせて。
レインがまっすぐにシェルを見つめていた。
本人はしばらく黙ってから、
「……ハァ。
我が来た本当の目的は、
今虹空で起きている現象を確かめるためだ。
…その一番の要因が、『最果ての鴉』の動き…」
『最果ての鴉』…。
思わず、ドクンと胸が鳴り、
息を呑んだ。


