「ごめん、雪乃!待った?」 学校に通学するためには絶対通らなきゃいけない凄い長くて急な坂道の少し手間で、すなは………えっと… 圭吾!と、待ち合わせ。 「ううん、今来たとこ!」 なんか青春ドラマで見たようなシーンを自分が再現中。 夏だけど時刻はまだ7時30分。まだ少しだけ涼しい風が吹いて圭吾の少し長い前髪を揺らしてる。 「チャリちゃんと持ってたんだな…」 そう言ってハニかんでくすくすと笑いだす圭吾。 ちょっとムッとしちゃうけど…圭吾の笑顔は私のそんなつまらない怒りをすっと沈める。 -