「私は……私は…圭吾の将来に…私は必要かな?」 そんな質問してしまう私… 私の目からは涙が一気に溢れ出した… 「必要だよ……俺は…俺はお前と……」 圭吾の答えをさえぎるように私は言った… 「圭吾の夢の邪魔はしたくないよ…」 私がそう言った瞬間…圭吾は私をギュッときつく…きつく抱き締めて… 「邪魔なわけねーだろっ!」 そう言った… 「私より……もっと一緒に支えあえる人が圭吾にはいるんじゃないのかな…」 私はそう言って圭吾からそっと離れた… -