それから、てんやわんやの大騒ぎとなっている源之助、まさ、まんを、子らの乳母達と何とか宥め、寝かせることに成功致しました。

それだけでも、薙刀の稽古の後よりも猛烈な疲れを感じます。

乳母達は、日やこんな暴れん坊達を相手にしているのかと思うと、もう少しくらいは私が面倒を見て、休みの日を増やしてあげようという気になって来ます。

すっかり疲れきってしまった私は、殿が笑いながらも早く休むように仰って下さったので、お言葉に甘えてその日はさっさと一人で夢の中に落ちて行くのでした。