何よりも気掛かりなのは、源次郎殿の側室となっている清姫のことです。 お父上が謀反の罪によって流罪となるとは、あまりに酷うございます。 そのお心内は、いかばかりにございましょうや。 私は一体どうしたら良いやら、右往左往するばかりにて、ふじや仲橋もほとほと困っている様子にございました。 安易な言葉をかけるわけにもいかず、しかし放っておくのも気が引けてならぬのです。