次に目が覚めたのは、侍女たちが起こしに来た時でした。
私は産後のしばらくの間も、出産の時に座らされた布団を積み重ねたようなところに寄り掛かって座っておらねばならず、身の回りのことはあれやこれや侍女たちに任せきりになります。
あらかたの事が終わり、仲橋が私の傍近くに上がりました。
「奥方様、姫君様は産湯等、諸々の儀式も滞りなく、今は良くお休みでございます。」
「そうか…」
「お殿様とは、五日ほど致しまして、奥方様共々ご対面と相成る由、何卒ご了承いただきますよう。」
「承知した。
姫が起きたら、連れて参るように。」
「はい。」
それから、侍女は皆下がらせ、一人物思いに耽りました。


