紅芳記


殿の温もりの中で眠るのは、本当に安心します。

愛しくて、たまらない。

ただ、恋しい。

「殿、心よりお帰りをお待ちしておりますよ。」

眠っていらっしゃる殿のお手をとり、ぎゅっと握りました。

そして、そのまま再び眠りにつきました。