紅芳記


ふじに、真田の赤揃えの鎧に因んで紅の布を用意させました。

それを小さな袋型に縫い、中には小さな小さな仏様をお入れ致しました。

袋の口は縫おうと考えていましたが、私も殿のお傍に、共に行くことなど絶対に出来ぬことですが、お傍で殿の力になりたくて、髪の結紐をほどいてその結紐で袋の口をきつく縛りました。