アラ君の手が私にのびて来て、私の髪を少し上にあげた。 「どうした、これ」 「?」 「切れてる」 あの時だ・・・。 殴られた時にドアで切ったんだ・・。 「あいつか」 「え?」 「しゅん、とか言う奴」 「どーして・・」 何で舜を知ってるの? 名前を出した事なんてないのに・・。