ある授業で、栄養学の歴史について、熱く語る先生がおりました。


その先生は、超権威主義で、


「だから君達はこれを理解しなければいかんのだよ」などというセリフを自然に口にする方で、

私はこの先生が苦手でした。



しかし厄介な事に、その先生の授業は面白かったのです。



今まで、栄養関係の歴史なんて、他のどの授業でもやりませんでした。


しかし、私にとっては「これこそ聞きたかった事なんだ!」という感じで、

毎回この授業だけは目も頭も冴えて、大喜びでメモを取りまくっていた始末だったのです。