「みんなっ、ふせろ!」


「嫌だ」

「拒否する」

「てめえが床に頭つけやがれ」

「てめえなんぞの言うこと――って、ごはっ」


「ほらみろ。だからふせろと言ったんだ」


「てめえ自身の拳を食らわしときながら、どの口がほざきやがる」