今の綾香のように、東京に出て、キャリアウーマンとして働くことだろうか。
それとも、学生時代のように、キャバクラ嬢として、華やかで煌びやかな世界に身を置くことだろうか。
はたまた、結婚して子供を生んで、母親として生きることだろうか。
──もう、わかんない。
別に、今の生活に不満があるわけでも、疲れているわけでもない。
今は今で、充実しているのだから、と自分に言い聞かせている時点で、もしかしたら、とっくに道を踏み違えているのかもしれない。
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