制服のニオイは恋の予感

「お前と同じグループとはな〜」


「ホント、最低…」


私は小さく呟いた


「何言ってんだよ!」


大貴が昔みたいにジャレて、首に腕を回してくる


少し筋肉質の腕が口に当たる


「やめてってば」


「あ〜照れる?」


大貴が私の耳元でそう囁く


背筋がゾーっとした


「照れるワケないし!」