制服のニオイは恋の予感

そしてくじ引きはどんどん続けられ、5は4人が揃った


「じゃあ、放課後、このグループで課題を決めたら、各自帰っていいからな」


先生はそう言うと教室から出ていった


よりによって大貴とだなんて最悪だよ


そんな私の気持ちも知らないで、私の肩を興奮気味に叩く真琳


「はる!藤澤君とじゃん!いいなぁ〜」


「良くないよ…」


私は小さな声で言った


「なんでよ?」


「だって…真琳と一緒が良かったから」