制服のニオイは恋の予感

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若村君と仲良くなった私は浮き足気分で家路を急ぐ


すると前を歩くアイツがいた


気付かれないように静かに歩く


それなのに、後ろから車が来て…アイツが振り向いた


「よう!今帰りか?」


「うん」


「お前、いきなり日直とか笑えるよな(笑)」


「別に?もう終わったし…」


私はあまり相手にしないでスタスタと歩いた


「なぁなぁ…」