制服のニオイは恋の予感

「たまに女の子連れて来るけど、ただの友達って言ってたし、特定の彼女とは聞いていないわよ?」


「大貴、モテモテだから…」


ただの友達だなんて上手いこと言って、誤魔化してたんだ


「彼女…いないのかしらね?」


「さぁ?」


私とオバサンがそんな話で盛り上がる中、隼人は1人、私達の話を聞くだけ


私はなんとなく隼人に悪い気がして、話を切り上げようとした


「あっ!オバサン、これ、大貴に」


私は隼人からプリントを受け取り、オバサンに渡した