「イヤだぁ〜一番前だよ〜」


「俺…このまま3つズレるだけ」


「ふえぇ〜ん…一番前とか超最悪だし」


私は机に伏せていじけた


ガタガタと机を移動する音が響き、仕方なく私も移動する羽目になった


皆が席に着いた途端、後ろから手が上がる


「先生〜俺、こっからだと見にくいから席、前の人と変わっていいですか?」


「お?そうか…じゃ、若林、お前、目良いよな?後ろ行け」


私が見た席はなんと!


若村君の斜め前!


キャーッ


もちろん行きます!