制服のニオイは恋の予感

私はどう答えようかと頭の中で、誤魔化す言葉を一生懸命に探していた


まさか大貴が私達の関係を話すとは思ってなくて、この日をキッカケに、大貴が私から離れなくなった


「あ〜遥?皆、知らねぇの?」


「え?ちょっと!」


私は大貴を止めようとしたけど、大貴の口の方が早くて間に合わなかった…


「俺と遥は昔からの付き合いだからさ」


「ちょっと何言って…」


「本当のことだろ?」